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インド織物の歴史:(5)植民地化までの織物生産

公開日: : 最終更新日:2019/03/18 インド織物の歴史 , , , ,

チンツの二大供給地

インドにおけるヨーロッパ向けのチンツの二大供給地はブルハンブールコロマンデール海岸です。

プルハンプール

プルハンプールは古くからの交通路として繁栄しており、16世紀末頃には既に手描染綿布の重要な産地であった事が報告されています。17世紀にはイギリス東インド会社やオランダ東インド会社が、ヨーロッパに向けの大量の手描染綿布が注文しており、貿易録には如何に高品質であったかが記載されています。

しかし18世紀にはプルハンプールは衰退し、19世紀後半には機械製品に押されて織物業が消滅しています。

コロマンデル海岸

インド南東部のコロマンデル海岸では、17世紀にイギリス・オランダ・フランス・デンマークなどの商館が次々に設立され、東西貿易の拠点の一つになり、17世紀半ばにはヨーロッパ向けの商品供給地となりました。

イギリス東インド会社のベンガルでの権利掌握

イギリスは1698年にカルカッタにウィリアム要塞を築き、ベンガル地方に進出し、綿・絹織物・硝石・藍・砂糖を輸出していました。

ヨーロッパでは染料として「大青」が使用されていましたが、これは退色しやすかったので、16世紀頃からインド藍がヨーロッパにもたらされ、17世紀には重要な輸出品となりました。

インド織物の歴史:(6)イギリスの産業革命と圧政の影響

参考文献
畠中光享編(1993)『インド染織美術―畠中光享コレクション』京都書院

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