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インド織物の歴史:(3)ムガル帝国下での染織の発達

公開日: : 最終更新日:2019/03/18 インド織物の歴史 , ,

ムガル帝国の成立

中央アジアのフェルガーナ地方のバーブルは「パニパットの戦い」でデリーのロディー朝に勝利した事をきっかけに、1526年にムガル朝を樹立させました。第3代のアクバルの時に勢力範囲が広がり、第6代オーランガゼブの時には半島南部を除くインド全域がムガル帝国の配下になりました。

安定したムスリム政権下でインドの固有のイスラム文化(いわゆるインド・イスラム様式)が発展しました。

アクバル帝の織工支援

アクバル帝の政治顧問兼歴史家であったアブル・ファズルの『アクバル会展』では外国の工芸品が多数展示されました。それらにアクバル帝は興味を持ち、イランやトルキスタンから織工を呼び寄せ、宮廷で染織工芸を行わせました。

こうした海外の文化・宗教がインド旧来の染織に影響を与え、安定した政権と帝国の庇護下で染織工芸が華々しく成長しました。

インド織物の歴史:(4)東インド会社の交易と西洋でのキャラコブーム

参考文献
畠中光享編(1993)『インド染織美術―畠中光享コレクション』京都書院

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