インド織物の歴史:(6)イギリスの産業革命と圧政の影響

公開日: : 最終更新日:2014/08/26 インド織物の歴史 , ,

1757年にイギリスはプラッシーの戦いで勝利した事で、フランスのインド進出を抑制し、ベンガル地方の権益を掌握し、1818年にインドを植民地化しました。

その権益を利用してインド製品をヨーロッパへ輸出していましたが、その背後でイギリス本国では模倣品を生産する試みが活発に行われ、レイヨンやファスチアンなどが発明され、やがて木綿も自国生産出来るようになりました。

イギリス本国の綿業推進の為に、インドへの輸出品には低関税(5%)しかかけていなかったのに対し、インドからの輸出品にはモスリンでは44%、キャラコには85%もの高関税をかけました。やがて、イギリス・インドの輸出入が逆転し、インドはイギリス綿織物の純輸入国となり、インド手工業が壊滅状態になったという見方が主流です。

インド織物の歴史:(7)インド独立への道と現代の織物業

pracyaでは手紡ぎ手織物カーディーのインドストールを販売しています。

参考文献
畠中光享編(1993)『インド染織美術―畠中光享コレクション』京都書院

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