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インド織物の歴史:(1)紀元前のインド

インド織物の歴史はインダス文明にまで遡り、古いものでは紀元前2000年前後のモヘンジョダロの遺跡から綿布が発掘されており、当時から媒染剤を利用した高度な染織技術があった事が分かっています。

紀元前1500年頃にはインダス川上流域のパンジャーブ地方にアーリア人が侵入して農耕社会を形成しますが、その中でバラモン教聖典で最古のヴェーダ『リグ・ヴェーダ』に織物技術についての記述が残っています。

紀元前5世紀頃にはバラモン教が形骸化し、やがて仏教やジャイナ教が拡大していくが、その中でインドの二大叙事詩『マハーバーラタ』と『ラーマーヤナ』において染織に関する記述が多く見られます。特に『マハーバーラタ』では、グジャラートのウールの肩掛け、ヒンドゥークシュからの毛皮、北西ヒマラヤからの植物繊維の布、毛織物、モスリンの記述など織物について多くの記述があります。

更に紀元前2~4世紀頃のマウリヤ朝の頃のカウティリヤの『実理論(アルタシャーストラ)』の「紡績及び織布の長官」の項には、織物業についての記述があり、羊毛・木綿・絹・亜麻・大麻など様々な繊維が栽培されていた事が分かっています。また、ギリシャのセレウコス朝の大使として派遣されたメガステネスは『インド誌』で美しい服飾品についての記述を残しています。

紀元前1世紀半ば頃になると、北インドではクシャーン王朝が、南インドではサータヴァーハナ朝が興り、ローマやアジアとの交易によって栄えました。その頃のギリシャの商人が記録した『エリュトゥラ海案内記』では、当時のインドとローマ帝国との交易について詳細に記述されています。ローマはワインやガラス製品をインドに輸出する代わりに、インドから香辛料・真珠・宝玉・綿織物などを輸入しており、それでもローマは輸入超過だったので大量のローマ金貨がインドに流出しました。

インド織物の歴史:(2)ヒンドゥー教の趨勢と仏教美術の成熟

参考文献
畠中光享編(1993)『インド染織美術―畠中光享コレクション』京都書院

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公開日:
最終更新日:2019/03/18

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