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ジャワ更紗の構成:チュプロカン(格子・石畳)

公開日: : 最終更新日:2019/03/18 デザイン・文様 , , ,

ジャワ更紗に多く見られる構成のうち、格子状になっているものをチュプロカンと言います。チュプロックという鉄線細工に由来しており、格子の内側に幾何学模様や動植物文様などを配置する事が多いです。典型的なものは下図1のようなものです。
チュプロカン
図1:チュプロカン
出典:佐藤(1986:23-24)

ジャワ更紗で典型的な構成ですが、インド更紗にも多く見られます。チュプロカンの一形態にガンゴンとタンバルがあります。

ガンゴン

ガンゴンという花の雌しべを組み合わせた模様を言います。下図2のような十字型の線模様を基準とした模様が一単位になる事が多いです。
ガンゴン
図2:ガンゴン
出典:同上

タンバル

四角形を対角線で二分し、それぞれに模様を入れたものをタンバルと言います。タンバルは「継ぎ布」という意味で、各区切りに様々な模様が入ります。
タンバル
図3:タンバル
出典:同上

参考文献
[1] 佐藤百合子(1986)「インド更紗・ジャワ更紗にみる模様、構成の特色について」『研究紀要(文化学園大学)』Vol. 17, pp. 15-27
[2] 畠中光享編(1993)『インド染織美術―畠中光享コレクション』京都書院

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