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ジャワ更紗とは何か

公開日: : 最終更新日:2019/03/18 デザイン・文様 , ,

ジャワ更紗はポルトガル語でバティック(batik)と言い、インド更紗の語源でも指摘したように、ジャワ語のティックtik(小点・滴)が語源です。更紗自体が一般的に、手描き又は捺染によって模様染めした布を指しますが、ジャワ更紗もそれに違わず多様な模様があります。

ジャワ更紗は11~12世紀頃にインドから伝えられ、独自の発展をしたという説が有力ですが、ジャワとインド自体は紀元前後から交流があった事も分かっているので、染色技術が1000年に渡って伝わらなかったとも考えにくい事を理由に、佐藤(1986)は、ジャワ更紗は自然発生したのではないかという考えを指摘しています。というのも、染色技術自体は世界中に広範囲に観測され、多くの土地で自然発生しているからです。

ジャワ更紗が自然発生したか、インドから伝えられたかは不明ですが、ともかくジャワ更紗は、紀元前のドンソン文化、ヒンドゥー・ジャワ文化の影響を多分に受け、これらが土着文化と融合する事で多様化・洗練していきました。こうして生まれた多様な模様はインド更紗にも多く取り入れられています。

参考文献
佐藤百合子(1986)「インド更紗・ジャワ更紗にみる模様、構成の特色について」『研究紀要(文化学園大学)』Vol. 17, pp. 15-27

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