「 インド織物の歴史 」 一覧

インド染物の美術史(2):グジャラートの木版捺染

前回、エジプトのフォスタートで出土した染織品に17世紀以前に西インドのグジャラートで生産されたものが多く含まれる事を見ました。今回は、グジャラートがどのような地域でどのように染織品生産が行われていたか

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インド染物の美術史(1):17世紀以前

インドの染織は紀元前2000年頃にまで遡れるものの、17世紀以前の染織物はあまり残っていません。というのも、インド亜大陸は多くの地域で高温多湿で雨量が多い気候であり、染織物が残りにくいという理由がある

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織物が無い「インド美術史」(7):中世

前回に引き続き、織物を含まない既存の「インド美術史」について紹介していきます。今回は中世のインド美術を取り上げます。 8~12世紀に東インドで栄えたパーラ朝では密教美術が発達しました。グプタ様式

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織物が無い「インド美術史」(6):サータヴァーハナ朝

前回に引き続き、織物を含まない既存の「インド美術史」について紹介していきます。今回はサータヴァーハナ朝及びポスト・サータヴァーハナ朝(ヴァーカータカ朝)を取り上げます。 サータヴァーハナ朝は、紀

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グプタ様式に大きな影響を与えたヒンドゥー教

織物が無い「インド美術史」(5):グプタ朝 からリンク グプタ朝時代はヒンドゥー教の基盤が出来た時代で、グプタ様式に大きな影響を与えているので、ヒンドゥー教の基礎的な概念を整理しておく必要がある

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織物が無い「インド美術史」(5):グプタ朝

前回に引き続き、織物を含まない既存の「インド美術史」について紹介していきます。今回はグプタ朝を取り上げます。 グプタ朝は紀元後320~500年頃に北インドを統一していた王朝で、安定した政治の下で

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織物が無い「インド美術史」(4):クシャーナ朝

前回に引き続き、織物を含まない既存の「インド美術史」について紹介していきます。今回はクシャーナ朝を取り上げます。 1~3世紀頃にインドを統一していたクシャーナ朝時代の仏教美術は、ガンダーラ仏とマ

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織物が無い「インド美術史」(3):マウリヤ時代

前回に引き続き、織物を含まない既存の「インド美術史」について紹介していきます。今回はマウリヤ時代及びポスト・マウリヤ時代を取り上げます。 紀元前4世紀に起こったマウリヤ王朝において、第三代アショ

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織物が無い「インド美術史」(2):ヴェーダ時代

前回に引き続き、織物を含まない既存の「インド美術史」について紹介していきます。今回はヴェーダ時代を取り上げます。 紀元前1500年頃になると、インド・アーリア人が北インドに進出し、ヴェーダ聖典に

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織物が無い「インド美術史」(1):インダス文明・広義宗教美術以前

「美術史から無視されていたインド織物」において、インド織物を含めたインド美術史の整理が必要である事を指摘しましたが、それではインド織物が取り上げられない既存のインド美術史はどのようなものでしょうか。こ

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美術史から無視されていたインド織物

pracya(プラチヤ)ではインド織物史を以下の7回に渡って整理してきましたが、インド美術史全体に織物を位置づける試みというのは極めて少なく、当サイトのような「インド織物史」すら日本語の文献は少ないで

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ブータ文様からペイズリー文様へ

ペイズリー模様の項でペイズリーのルーツとして大まかに見て「生命の樹信仰」説と「模様の形態」説がある事を紹介しましたが、城(1995:96-97)はペイズリー文様の発展において両方にルーツを持つを紹介し

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英国の植民地支配はインド織物産業を崩壊させたのか

インド織物の歴史:(6)イギリスの産業革命と圧政の影響でも述べたように、従来、英国の植民地支配によってインド織物産業が壊滅的な打撃を受けたというのが定説で、その結果が英国への抵抗運動としてのスワデーシ

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インド織物が人気過ぎて輸入禁止に

17世紀から多数のインド織物が西洋にもたらされ、上流階級を中心に空前のキャラコブームが起こるわけですが、一方で西洋で主流であった絹織物や毛織物に打撃を与え、毛織物業者や絹織物業者の圧力も相まって、ヨー

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西洋のキャラコ自給への道

18世紀頃にインドから西洋に輸出されていたキャラコは、 色落ちしにくい綿織物(当時、英国に無かった技術) インド的なエキゾチックさを持ちつつも西洋のテイストに合わせられている 当時の女

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クマーラスワーミーの職人論

モリスの影響を受けてアーツ・アンド・クラフツ運動に参加していたクマーラスワーミーはインド織物の美的価値を重視し、織物業復興のためには宗教的・芸術的理念を持った運動が重要であると考えていました。その結果

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クマーラスワーミーとガンディーの影響

クマーラスワーミーとアーツ・アンド・クラフツ運動 モリスの思想の影響を受けたクマーラスワーミー(1877-1947)はアーツ・アンド・クラフツ運動に参加しました。セイロン人と英国人のハーフであるクマ

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アーツ・アンド・クラフツ運動の起こり

バードウッドの思想 1878年のパリ万国博覧会においてジョージ・バードウッド卿は『インド宮廷ハンドブック』を出版し、これはインドの手工芸品をヨーロッパに広く知らしめる事になりました。というのも、産業

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織物が芸術になった時

織物は芸術か 「織物は芸術であるか否か」という問いを立てれば、どう答える人が多いでしょうか。「クラシック音楽は芸術であるか」という問いなら、芸術であると答える人が多いでしょう。一方で、「漫画は芸術で

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インド織物の歴史:(6)イギリスの産業革命と圧政の影響

1757年にイギリスはプラッシーの戦いで勝利した事で、フランスのインド進出を抑制し、ベンガル地方の権益を掌握し、1818年にインドを植民地化しました。 その権益を利用してインド製品をヨーロッパへ

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インド織物の歴史:(7)インド独立への道と現代の織物業

インドの民族的自覚 イギリスのインドでの圧政が続く中、インド民族はイギリスに抵抗し、19世紀半ばに「セポイの大反乱」を起こしましたが、失敗しました。これを機にイギリスはインドを本国政府の直接支配下に

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インド織物の歴史:(5)植民地化までの織物生産

チンツの二大供給地 インドにおけるヨーロッパ向けのチンツの二大供給地はブルハンブールとコロマンデール海岸です。 プルハンプール プルハンプールは古くからの交通路として繁栄しており、16世紀末

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インド織物の歴史:(4)東インド会社の交易と西洋でのキャラコブーム

ポルトガルとの香料貿易 1498年にポルトガル人のバスコ・ダ・ガマがインドのカリカットに至り、ヨーロッパからインドへの航路を切り開き、東洋の胡椒や香料を求めて積極的にインド洋貿易を行いました。

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インド織物の歴史:(2)ヒンドゥー教の趨勢と仏教美術の成熟

紀元4~6世紀のグプタ朝時代は所謂「インド文化の黄金期」で、バラモン教が復興し、ヒンドゥー教が勢力を持ち始める時期です。仏教自体は衰退していきますが、仏教美術が成熟しており、アジャンター石窟寺院の仏伝

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インド織物の歴史:(3)ムガル帝国下での染織の発達

ムガル帝国の成立 中央アジアのフェルガーナ地方のバーブルは「パニパットの戦い」でデリーのロディー朝に勝利した事をきっかけに、1526年にムガル朝を樹立させました。第3代のアクバルの時に勢力範囲が広が

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ストールの巻き方「一周巻き(エディター巻き)」:(4) ねじりボリューム巻き

ここでは、一周巻き(エディター巻き)を応用させたねじりボリューム巻きを

ストールの巻き方「一周巻き(エディター巻き)」:(3) シェル巻き

ここでは、一周巻き(エディター巻き)を応用させたシェル巻きを紹介します

ストールの巻き方「一周巻き(エディター巻き)」:(2) ボリューム巻き

ここでは、一周巻き(エディター巻き)を応用させたボリューム巻きを紹介し

一周巻き_4
ストールの巻き方「一周巻き(エディター巻き)」:(1)基本の巻き方

ここでは、ストールの巻き方の一つである、一周巻き(エディター巻き)の基

亜麻
インドストールに使われる素材(1):麻(ラミー・リネン)

私達の生活の中でロープや袋、衣服など様々な所で麻は使われていますが、そ

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